子宮頸がん検診で
異常があった場合
ーCIN follow upー
子宮頸がん検診で
異常があった場合
ーCIN follow upー
子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)は軽度異形成(CIN1)、中等度異形成(CIN2)、高度異形成(CIN3)に分かれていて、段階的に進行していくといわれています。
子宮頸がん検診で異常を指摘された場合、多くは前がん病変であるであるCINの可能性が高いです。まずは受診をしていただき、コルポスコープ検査(拡大鏡による子宮腟部の観察)と組織検査を行います。また、結果に応じてCINの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の検査を行います。
費用について(3割負担の場合)
CIN1-2は経過観察を行いますが、CIN3の場合は円錐切除術をお勧めしています。
当院では1泊2日で円錐切除術を行っています。
費用は3割負担の方で約30,000円です。
※CIN2であってもリスクの高いHPVが検出された場合、病変が消退しない場合は円錐切除術をお勧めすることがあります。
※CIN3と診断され子宮温存の必要がない場合は子宮全摘を行うことがあります。
脊椎クモ膜下麻酔で円錐切除術を実施します。
手術時間は20分程度です。