出産・入院のご案内
ーMaternity wardー
出産・入院のご案内
ーMaternity wardー
赤堀クリニックの出産は自然分娩を基本としております。バースプランを取り入れて、産婦さんやご家族が望まれる分娩に近づくよう努力しております。入院中は産後の体力回復と母乳栄養を心がけ、育児に慣れて退院していただけるように、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします
当院では産婦さんにバースプランをお聞きし、その方のご希望に沿ったケアを行っております。
バースプランの例
- 自然分娩がしたい。
- 立ち会い出産したい。
- 陣痛の間は自分の持参したCDを聞いてリラックスしたい。
難しく考えずにスタッフへの希望でも構いません。あなたの出産が満足のいくものになられますようスタッフ一同お手伝いさせていただきます。
分娩後はカンガルー哺育を体験していただけます。
難しく考えずにスタッフへの希望でも構いません。あなたの出産が満足のいくものになられますようスタッフ一同お手伝いさせていただきます。
分娩後はカンガルー哺育を体験していただけます。
分娩予約
お電話で予約をいただいた時点で分娩予約は終了です。
分娩数増加に伴い、安全な出産と快適な入院生活を送っていただくために、分娩件数の制限を行っております。
当クリニックにて分娩希望の方は早めにご連絡ください。
里帰り出産
里帰りの時期
一般的な目安は34週です。(お勤めされている方はこの時期から産休です。)
ただし、前回までの出産が帝王切開や早産などの方は状態により30~32週で帰省をお願いします。
また、当クリニックより早めの里帰りをお願いした方や現在のかかりつけ医より早めの里帰りを指示された方は、その指示に従って下さい。32週の時点で逆子(骨盤位)の方は当クリニックまでご連絡をお願いします。
分娩の予約
お電話で予約をいただいた時点で分娩予約は終了ですが、里帰りされましたら入院時に持参していただく物品についてご説明いたします。分娩費用の前納はしていただいておりません。
健診の予約について
外来受診の際には事前に予約をお取りになりご来院下さい。
予約の方が優先になりますので予約なしで来院されますとお待ちいただく時間が長くなります。
※予約は予約日の1ヶ月前からお取りできます。
※当日の予約はお取りできません。
診察予約日が決定したら以下の物を同封しております。封筒で予約日の1週間前までに病院へご送付ください。
(個人情報のご心配な方は書留郵便をご利用下さい。)
- 外来問診票
- 妊娠された方へ
- 紹介状(お持ちの方)
- 紹介状をお持ちでない方は、妊娠初期の血液検査などのデータのコピー
診察にお越しの際にお待たせする時間を短縮するためにお手数ですがご協力お願い申し上げます。
(診察当日に提出された場合はデータの確認等で時間を要します)
産科医療補償制度について
里帰りされました時に産科医療補償制度に登録していただいておりますが、かかりつけ医ですでに登録された方は、分娩施設の加入切り替えが必要となりますので、必ずご持参下さい。
尚、妊婦登録番号は最初に登録された時の番号を使用します。
妊婦健診補助券について
各市町村と当クリニックが契約成立していれば、お持ちの補助券が使用できます。帰省される前に現住所の担当の方に使用可能か確認しておいて下さい。補助券が使用できない場合は償還払い制度(ご本人が一旦支払をされた後、領収書を市町村に提出し返金してもらう制度)が可能か、ご確認願います。
キャンセルについて
里帰り出産をキャンセルされる場合には ご一報下さい。
赤ちゃんをお迎えになる喜びを分かちあえる事を私たちスタッフはとても嬉しく思っております。
順調な妊娠経過を送られ、帰省される日をお待ちしております。
立ち合い出産
経腟分娩の方は、安産教室をご夫婦で受講された方は立ちあい出産の許可をしております。安産教室は分娩のしくみや 呼吸法だけでなく、立ちあい出産のオリエンテーションを兼ねていますので ご参加下さい。尚、ご遠方で安産教室のご主人の参加が無理な場合は教室を妊婦さんご本人様が受講されましたら、出産についてのDVDを貸し出ししますので事前に必ず立ちあわれる方は見ておいて下さい。
また、立ちあい出産は2名まで許可しておりますので、ご主人様以外で立ちあい希望の方も安産教室受講またはDVDでの事前学習をお願いします。お子様の立ちあい出産は年齢を問わずできません。
帝王切開の方は以下の3回の妊婦教室を立ちあわれる方とすべて受講して下さい。ただし、帝王切開の立ちあいは、安全と感染予防の観点から お一人だけにさせていただきます。
また、緊急手術となった場合は、立ちあいをお断りするようになります。
お祝いランチ
出産された方には手作りのお祝いランチをラウンジで召し上がっていただいています。同じ時期に出産された方との交流の場にもなり、なごやかなひとときを楽しんでいただいています。 ※ご希望によりお部屋で召し上がっていただくことも可能です。 |
入院中のお食事・おやつは
SNSで更新しています。
カンガルー哺育
出産直後の喜びに満ちた時間を、分娩室で赤ちゃんを抱いていただくというカンガルー哺育をして過ごしていただいています。赤ちゃんとお母さん、そして御家族の方の触れ合いのひとときです。
カンガルー哺育では、出産直後の赤ちゃんをおむつだけにした状態で、お母さんの胸の上に抱いていただきます。
赤ちゃんはお母さんの胸の上で、お母さんの心臓の音を聞くことによって安心したり、優しくなでてもらう気持ち良さを感じたり、母乳の味を覚えたり、赤ちゃんは五感をフルに使ってお母さんを認識しています。
お母さんにとっても、赤ちゃんを抱っこする事によって母子の絆を強めることが出来ます。赤ちゃんとお母さん、そして家族とのふれあいのひとときです。
- 母乳指導(授乳、育児指導)
- 沐浴指導
- 産後の生活指導
- 栄養指導(母乳の為の栄養指導と離乳食について)
- 母乳指導(授乳、育児指導)
- 沐浴指導
- 産後の生活指導
- 栄養指導(母乳の為の栄養指導と離乳食について)
赤ちゃんのお世話に慣れていただき、母乳をしっかり飲ませていただく為に、なるべく昼間は母児同室にしております。
夜間はベビールームにもお預かりいたしますが、授乳希望の方はそのままお部屋でお世話されても結構です。お母さんのそれぞれの状態や母乳育児に対する考え方によって臨機応変に対応するシステムをとっています。
ご希望があれば遠慮なくお申し出下さい。
赤ちゃんは胎内からママの声や外界の音を聴いて、脳で学習しながら育っています。もしも声や音がよく聞こえない状態で乳幼児期を過ごすと、言葉の発達が遅れるだけではなく、社会的な適応にも遅れてしまいます。
そこで当院では、新生児期に早期に聴力障害を発見するために、ALGOという新生児聴力検査装置を導入しています。
詳細
この検査は睡眠薬を使わずに、ベッドサイドで短時間に安全かつ簡単に測定でき、しかも左右の耳を同時に各々評価できるという画期的な検査方法です。勿論赤ちゃんの耳も痛めません。検査はご両親の了解を得た上で行いますが、出産後退院までの間に検査するのが理想とされています。
赤ちゃんの難聴の頻度は軽度のものまで含めると1,000人に5人から6人と推定されています。早期にわかる程、その後の適切なケアにより聴覚や言葉の発達を促すことが可能で、ハンデイキャップを最小限におさえられます。
赤ちゃんの言葉、知能の発達、情緒の育成の為にも、出来るだけ早い時期に検査を受けられるようお勧めしています。
01 検査の意義
難聴をできるだけ早く発見できれば(生後6ヶ月以)、補聴器のフィッティングなどにより聴覚と言語の発達がとても良好になることが知られています。
そのため、難聴の有無を新生児期に診断できる新生児聴力検査(耳の聞こえの検査)はとても大切なのです。
02 検査の進め方
睡眠中の新生児の耳に、ヘッドホーンのような形状の柔らかいイヤーカプラ-(使い捨)をつけて、耳に柔らかい音(クリック音)を送ります。脳が音に反応して聴性脳幹反応(ABR)と呼ばれる特殊な脳波が発生します。センサーが(ひたいにつけるこのセンサーも優しいタッチです)発生した聴性脳幹反応を検出します。そして、装置が自動的に正常児の脳波の波形と比較します。
スクリーニングが終了すると結果をPASS(正常)/REFER(要検査)として表示されます。結果は精度が高く客観的なものです。
検査時間は通常3分から8分です。
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